Xシリーズ 7Stance

親子で楽しむための
7つのスタンス

BASIC
  • 読み聞かせより対話を

    物語は永遠の未完成。
    子供と一緒に完成させるもの。

    物語は、単純に読み聞かせるだけじゃ、もの足りない構成になっています。その代わり、「あ?ここにクマがいるよ!」「ママのおにぎりは??」など会話が生まれる仕掛けがたくさんあります。未完成だからこそ、脱線する。未完成だからこそ、おはなしする余地がある。対話を楽しんでください。

    01
  • 集中するより脱線を

    こどもは質問がたくさん!
    わいわいガヤガヤ、
    うるさくやかましく。

    都度、立ち止まって。都度、子どもの疑問や質問をたくさん聞いてあげてください。質問がない?そんなわけないですよ。質問したっていいんだ。そういう言葉をかけて、そういう間をつくってあげて、そういう空気をつくってあげてください。集中して読まなくていい、聞かなくていい。こどもは、それが、きっとうれしい。

    02
  • 理解することより感じることを

    想像力は知識をこえていく。
    オトナから、こどもへ。
    たくさん質問。とにかく質問。

    正しく教えるよりも、ラフに問いかけてあげてください。正確な知識より、一緒に考えてあげること。理解するより、感じること。想像力で、世界をぐんぐんひろげてあげてください。知っているよりも、知りたいという知的好奇心を育むこと。この本はそのために作られています。

    03
  • いい物語よりいい時間を

    かけがいのない時間。
    こどもと対話する
    スロウな時間。最高の贅沢。

    楽しい物語それ自体もいいですが、こどもは好きなオトナとたくさん、ゆっくり、遊んだり話したりしたいもの。本書はその時間をつくるための、媒体に過ぎません。自分はどう?あなたはどう?と話したり、隠れキャラを探したり、探すページでかるたみたいに遊んだり、ゆっくりたっぷり楽しめる仕掛けがしてあります。

    04
ADVANCE
  • 物語を飛びだす、はみ出すための、問いを。

    想像できる限り、想像してみる。
    世界のつながりを感じる。

    おにぎりはどこからきた?⇒お米はどこから?⇒稲の種は?⇒種は誰がどこでどうやってつくっているの?⇒種をつくる人も、種をお店に運ぶ人も、運ぶ乗り物をつくる人も、乗り物が通る道をつくる人も・・・・あれれ?そうやって考えると、わたしが食べたおにぎりって、100人以上、いやいや1000人以上、いやいや世界中が関わってるんじゃない?世界ってすごいんじゃないの?おにぎりのしゃけだって、クマが食べすぎちゃったら、わたしのおにぎりの具がなくなっちゃう?あれ、わたしがしゃけおにぎり食べすぎちゃうと・・・クマの分はなくなっちゃう?などなど。想像できる限り、想像してみてください。世界はつながっているのだから。

    01
  • おとぎ話なんかじゃない。これは、あなたの話だ。

    物語は自分に関係ある。
    イマ、ココでしかできない「どこからきた?」も問いかける。

    ちなみに、イマ、着ている服はどこからきたの?飲んでる水は?コップは?テーブルは?ふと、自分に直接関係する、イマ関係しているあらゆることについても質問してあげてください。一緒に考えてあげてください。それも、本を読んでいる途中で、流れをブチ切って考えてあげる。問いかけてあげる。それがおススメです。

    02
  • オトナが楽しむ姿を、みせつけようじゃないか。

    こどもはオトナが楽しんで
    いれば、
    たいてい楽しい。

    だから、一緒に楽しんでください。楽しんじゃいましょう。エネルギーは使えば使うほど、湧いてくるもの。オトナってすごいんだぞ、それでも知らないことはまだまだあるんだよ。世界はすごいぞ、大きくなるって楽しいぞ。そう背中で見せてあげてください。

    03